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Miro、AI マネジメントシステムの国際規格「ISO 42001」を いち早く取得 

公開日 2025年8月28日 最終更新日 2025年9月1日

最高基準の AI ガバナンスにより、Miro の AI ツールで安心してイノベーションを推進 

世界で9,000万人以上が利用するAI搭載のイノベーションワークスペース Miro®(本社:米国カリフォルニア州、日本法人:東京都千代田区、代表執行役社長:向山 泰貴)は本日、世界初のAIマネジメントシステム国際規格である「ISO 42001」の認証を取得したことを発表しました。これにより、Miroはエンタープライズ向けSaaS(Software-as-a-Service)プロバイダーとしていち早く本認証を取得した企業となり、責任あるAIの開発とガバナンスに対するコミットメントを、より一層強固なものとしました。

ISO/IEC 42001は、組織が人工知能管理システム(Artificial Intelligence Management System、AIMS)を構築、導入、維持し、継続的に改善していくための要件を定めた国際規格です。この規格に準拠することで、組織の信頼性を高め、国際的なベストプラクティスに沿った運用が可能となるだけでなく、倫理的配慮や透明性の確保、バイアスの軽減といったAI特有の課題への対応も可能になります。

Miroの最高情報セキュリティー責任者であるMark Strande(マーク・ストランド)は次のように述べています。「ISO 42001認証の取得は、当社のAIへの取り組みにおける重要な一歩であり、責任を持ってAI技術を開発することに対する揺るぎないコミットメントを示すものです。これにより、Miroのユーザーは大規模なイノベーションを責任ある形で推進できるようになります。またお客様は倫理と透明性を考慮した共通のフレームワークに基づいて構築されたMiroのAIツールを安心して導入できます。この節目を競合他社に先駆けて達成できたことはMiroにとって大きな意味を持っています。当社は今後も最高水準のAIガバナンスを求めるエンタープライズのお客様にサービスを提供して参ります」

ISO/IEC 42001は、「計画・実行・評価・改善」(PDCA)という体系的なアプローチに基づいており、リスク評価や影響評価、データガバナンス、システムのライフサイクル管理、サードパーティサプライヤーの監督など、AIのライフサイクル全体にわたる包括的な管理項目の導入を組織に求めます。この規格が定める独自の管理項目は、組織が責任あるAI管理を実践していることを示すフレームワークを適用しています。

今回の認証は、Miroがすでに取得しているSOC 2 Type IIやISO 27001といったセキュリティーおよびリスク管理認証に追加されて基盤を強化し、エンタープライズ水準の信頼性、ガバナンス、そしてセキュリティーを担保する包括的なフレームワークを構築するものです。

また今回の認証取得は、Miroの「AIで作成」機能の正式リリースと同時期に実現しており、チームワークやコラボレーションから生み出された内容をAIツールによる生成のコンテキストとして活用し、さまざまな形式で出力するなど、強力なAI機能をキャンバス上で体験できます。以上の発表は、企業における大規模なAI導入を、責任を持って、そして安心して実現できるよう、Miroが支援する体制が整っていることを示しています。

Miroについて

Miroは、あらゆる規模のチームの未来に大きな飛躍のチャンスをもたらすイノベーション ワークスペースです。無限大のインテリジェント キャンバスにより、チームがアイデアから成果を生み出すまでの工程をスピードアップします。サンフランシスコとアムステルダムに共同本社を置くMiroは、世界中で9,000万人以上のユーザーにサービスを提供しています。2011年に創業し、現在世界各国に14拠点、1,600人以上の従業員を擁します。詳細は以下をご覧ください:https://miro.com

MiroおよびMiroのロゴは、米国およびその他の国におけるRealtimeBoard, Inc.の商標または登録商標です。本プレスリリースに記載されているその他の製品および会社名は、それぞれの所有者の商標である場合があります。

詳細は Miro の日本語 Web サイトをご覧ください。https://miro.com/ja/

<報道関係お問合せ先> 

ミロ・ジャパン合同会社
マーケティング本部
ディレクター
谷 あさひ 
Email: press@miro.com

株式会社井之上パブリックリレーションズ
ミロ・ジャパンPR担当 米須、池田、塚田
Email: miro-japan-pr@inoue-pr.com

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